私の奴隷になりなさい (それなりなR18)
取り扱っている本が成人向けなので、念のため折りたたんでおきます。
敬愛するエロ歌人、佐々木あらら氏が「100点のセックスを目指すからセックスレスになるのだ。30点くらいのセックスをこまめにすればいい」
みたいなことを言っていたので
(あんまり覚えていなかったので記事さがしました。完璧主義者のセックスレス!解消には30点セックスで性欲をアピール #am_our http://am-our.com/love/282/11641/ )
それって文章書くことも同じ、というか何にでも当てはまることだよなーと思いまして、
30点くらいのブログで物書きレス、ひいては創作レスから抜け出そうと思います。
- 作者: サタミシュウ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/12/22
- メディア: 文庫
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読ませるエロ小説でした。
さすが直木賞作家の別名義だけありますね。
名前がカタカナのところだけで、一瞬朝井リョウを疑うんですけど、年が合わないにもほどがあります。
30点なので早速話はそれますが、覆面作家といえば舞城王太郎。
私はかねてより舞城王太郎女性説を唱えているんですけど、なんかインタビューとか見る限り違いそう。
話は戻ります。
本作は、「職場であった年上の既婚女性に惚れて口説いて何とか本番まで持ち込んだんだけど、全部女性のご主人様の命令でした」という話です。お察しの通りです。
情報の開示の仕方がうまく、最後まで話の全貌が見えてこなかったです。
プロローグとエピローグにあたる部分で、過去と現在をごちゃごちゃにして出すんですけど、読者の興味を引き付けるようにうまく配置してありました。
あと、私なら迷わずメインに据えるであろう部分を、何も書かないんですよね。
色々と想像をかきたてられ、もっとこのシリーズが読みたいと思いました。
実用性はあまりないです。
エロいシーンはあっても、やはりSMものなんで特殊なやつです。
出先で読書することが多いので、この作品も途中まで読んでいたのですけど、
伏字なしでちょっとアウトな単語がバンバン出るんで、人の目が気になりあきらめました。