本にだって雄と雌があります
本にだって雄と雌があります/小田雅久仁
前からタイトルが気になっていて、退院してすぐ文庫化されたことを知って買ったもの。
病気をしてから集中力がなく、読み終わるのにとても時間がかかりました。
おもしろかったです。
妙な本のタイトルと内容の説明ばかりかと思いきや、だんだんと深井家の歴史をつたう小説の体をなしてきて、最後は子孫代々続く壮大な物語になったような気がします。
出だしの小説大賞(でしたっけ?)のようなエキセントリックな初めからは想像できない、ちゃんとした小説でした。
すごいなー。
最近映画化で話題になっていて、ふと思ったんですけど、
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」って、もしかして、生きてる人間はどこにもいなくなってしまった話なんでしょうか?
病気のことなど
noteにまとめようとしていたのですが、パソコンが重かったり途中で落ちたり、
何より私自身のやる気がなく、何もできていません。
簡単に病気のことをまとめますと、
(ちなみに病名書いてなかったんですが、難病指定のもやもや病です。10/14追記)
救急入院。脳室内出血をドレナージで何とかする。
記憶がなく、どこにいるのか分からずに病院を抜け出そうとするなど。
1か月半。
リハビリ病院に転院。
毎日5時間くらいOT、PT、心理でリハビリメニューが組まれる。
一ヶ月弱。
退院。実家に戻る。
前住んでいた家を引き払う。引っ越しの荷物をまとめているときに、いろいろ思い出せずにサイン本などを売りに出してしまう。
実家近くのリハビリ病院に通院。
週一で心理。
発症から半年ほどして、東京女子医大でバイパス手術。
麻酔科の人が血圧を上げる薬を注入しすぎて脳出血を起こし、ICUに何日か入る。
結局問題ないようだったので一ヶ月しないで退院。
発症から一年後くらい。
実家近くのリハビリ病院の生活訓練プログラムに参加。
三ヶ月。
このとき心理の先生に「働きたくないからプログラムに参加するのでは?」などといわれ、ソーシャルワーカーの人と話し合いの末心理を終了。
そのあと主治医との診察も修了する。
今は通院は3ヶ月に一回、女子医大に通っているだけです。
ハローワークで仕事を探しているんですけど、なかなか条件にあうところがなく、
一社受けたんですけど、落ちてしまいました。
試しに欲しいものリスと公開してみます。
誰か買ってください。
https://www.amazon.co.jp/gp/registry/wishlist/2HZH0X5RT2NF6/ref=cm_wl_list_o_1?
守り人シリーズ
入院していた際、母が買ってきてくれたもの。
シリーズ途中まで読みました。面白かったです。
ドラマも始まったそうですね。
- 作者: 上橋菜穂子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/03/28
- メディア: 文庫
- 購入: 14人 クリック: 135回
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病気のことをなんかいろいろまとめようかなと思ってリハビリもかねてノートに書いてみました。
https://note.mu/hachizue/n/ncd2192477c49
最近読んだもの2
何とか電撃大賞に応募しましたよ。
書き終わった後は色々と反省点もあり、次回に向けて頑張ろうと思っていたのですが、
結局一週間たっても何もしていません。
本も読まないので、積極的に読書の時間を作らないといけないのかもしれないと考え始めています。
- 作者: カネコアツシ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2015/02/25
- メディア: コミック
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段々とデスことマダムとリーの関係が分かってきました。
後半は高飛車お嬢様リーパーのデッド・クイーン・ビーに焦点が当てられます。
1巻からいいキャラしてたので、掘り下げられるのが楽しみです。
強敵と対峙しているので死ぬかもしれませんが、それもまた。
デッド・クイーン・ビー、BAMBIの腐れ×××三姉妹と似てるので好きなのかも知れないと、ふと思いました。
- 作者: 大暮維人,舞城王太郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2015/03/19
- メディア: コミック
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一巻を読んだときに、
「あまりシリーズものを書かない舞城王太郎だからすぐに終わるのでは?」
と思っていたのですけれど、以外にも少年マンガ的引きを存分に使う王道作品となっていました。
主人公とヒロインの所為で世界が終わりそうになる様子はまさにセカイ系。
クラスの中にラスボスまでいます。
もっと癖があると思っていたのですけど、いい意味でも悪い意味でも読みやすい作品でした。
「好き好き大好き超愛してる」の「愛は祈りだ、僕は祈る」と通じる台詞もありました。
順当に世界の秘密が解き明かされていくので、消化不良にはならなそう。
- 作者: はまむらとしきり,村正みかど
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2015/03/30
- メディア: コミック
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1巻がまるまる試し読みが出来たので、読んでみたら続きが気になってしまい、
先日二巻がでたので一気に購入しました。
冷血商社マンが部長にはめられ犯罪者に仕立て上げられ、
命からがら逃げたところをエロゲ会社の社長に拾われる、という出だしからすごい作品。
1巻はブラックゲーム会社の社長に主人公が復讐しようかというところで終わっていて、
どうしても溜飲が下げたくなってしまいまして……。
どんなラストシーンよりも気になる終わり方でした……。
公式サイトでは体験版エロゲの太陽が遊べます。
http://spi-net.jp/weekly/comic043.html
パソコンをWindowsに変えたときに、これでエロゲが出来る!と喜んで
「しまいま」を初めてみたのですけれど、意外と長くてね……。
選択肢もほとんどないし、途中で放棄してしまいました。
そんな私にもエロゲの世界の一端を見せてくれる面白い漫画です。