エロマンガ先生 妹と開かずの間


エロマンガ先生 妹と開かずの間 伏見つかさ


俺の妹がこんなに可愛いわけがないのコンビでの新作です。(俺妹は一巻だけしか読んでません。アニメはちょっと見た)

高校生ラノベ作家の義理の妹が三年間ずっとイラストを書いてくれていたエロマンガ先生と言うペンネームのイラストレーターだったよ!って話。

また妹かよ!
と思ったんですが、俺妹のヒロイン桐乃ちゃんは怖い感じの女子だったのでこっちのヒロインの方がいいですね。銀髪碧眼だし。ロリ体型だし。12歳だけど。

というか、出てくるヒロイン勢が
妹の友達のめぐみちゃん(12)とライバルラノベ作家山田エルフ(14)とロリばっかじゃないですかーやだー。
と思っていたのですが、主人公も15歳だしな。

主人公がラノベ作家なので、作家あるあるもちりばめられていてワナビ的には面白かったです。一日に書くページ数とかの事も書いてあったんですけど、50ページが普通って……嘘だとおもいたいですね。

気になった点というか、次回への伏線?
・母の死は「遺品」と言う描写があったので確実なのですが、父親はどうなんでしょう。「保護者はいる」という言葉からは父親と言う感じがしなかったので、失踪でもしているのでしょうか?
・主人公のレーベルのエースが主人公よりも若いらしいということ。新たなロリの予感がします。
・主人公のネット小説に感想をくれた人のこと。妹かとも思ったんですが、違うのかも。
・めぐみが携帯を交換したっぽいのですが、明確な描写がなかった。二章で後ろ手に回していたのが主人公の携帯ならば返されてないのでは?と思うのですが。何か読み落としてるかも。
(追記 違いますね。携帯はめぐみ本人のものみたいです。めぐみの携帯から紗霧に電話をかけているとすると、彼女達は元々の知り合いだったと言う事でしょうか? 紗霧がめぐみから何か聞いていないか心配してたのも、めぐみに何か(恐らく兄関係の)相談をしていたと言う事なのかも??)



文章的な事では、ほとんど短文で構成されてました。あと改行もすごい多い。ページ数の割にはすぐに読み終えられました。
わかりやすい単語を選んでずばっと書かないとダメですねー。一段落も大体二行以内に収めてあります。長ったらしい説明もないのに、世界観は分かりやすかったです。
見習っていきたいです。