絶対城先輩の妖怪学講座 四
- 作者: 峰守ひろかず
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/06/25
- メディア: 文庫
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やったー四巻だー!!!!!!!
折り返しの文によれば峰守先生、専業作家になられたようです。おめでとうございます。
あとビーズログの雑誌で漫画化です。ビーズログって乙女系の小説でしたよね?
乙女系に属するのでしょうか……。妖怪……。
あ、でも妖怪物って意外と乙女に人気ですね。妖怪か幕末ものの女子向けアニメは毎クールあるような気がします。
今回は大学にはびこる憑き物使いを名乗る新興宗教がらみの話で一冊使いつつ、ナメラ筋、一つ目小僧、泥田坊、ガイラゴ、宝船についての独自解釈を交えてきていました。
泥田坊って、鳥山石燕が勝手に作ったとされる妖怪なのですね……。ダイダラボッチがなまった系の妖怪だと思っていたのですが。
峰守先生がインタビュー(http://mwbunko.com/special/interview/05.html)で「アレな真相」とおっしゃっていましたし、私自身も「な、なんだってー!!!」と楽しんでいる節もありますし、突っ込むのもどうかと思うのですが、
年金が迷路を最短距離で抜けるのは、高度な知性があるわけではなく、どの道にも薄く広がって行っているのが、正しい道だけ大きな流れになっているので人間の目には正しい道だけを進んでいるように見えるとかそういうのが通説だか事実だかだったという知識が私の中にあるのですが、これもまあ、正しいかどうかはわかりませんしね。
峰守先生の作品って、だいたい主人公とヒロインが最初っから両思いでラブラブなのですが、これは二人とも奥手でうだうだしていてかわいらしいですね。
そこが女子に受ける理由なのでしょうか!ね!