船を編む(映画)


船を編む

原作は未見ですが、縁あって映画の試写会を見る事に。
二時間程の長さだったのですが、短かった印象です。
前半一時間で、主人公の松田龍平が辞書編集部に配属されてからを丁寧に描いたかと思えば、急に15年の月日が流れました。
後半一時間は15年後から辞書完成までのハイライト的な編集で、もうちょっと詳しく見たかったです。
(正直、恋愛の下りに時間割き過ぎかと思いましたが、それは商業として仕方のない事なのかとも思うし、うーん。あと、なんとなくですが、宮�あおいはあまり役に合っていないんじゃないかとも思ったり思わなかったり。かぐや姫っぽくないし)

辞書作りについて、どんな事をやっているのかなど考えた事もなかったので面白かったです。

オダギリジョーの演技が上手いなあと。後に営業部に配属になる主人公の先輩役だったんですが、いけてる風のださい人間が上手かったです。
そしてオダギリジョーの彼女役の方が、「ジョゼと虎と魚たち」のヒロインだったとは……!
作品によって全く違うキャラを演じるなんて、役者さんってすごいですね!


そして、私は松田龍平松山ケンイチの区別があまりついてなかった事が判明しました。
デスノートのLに動きが似てたんですよ。馬締が)


原作読みたいですが、まだ文庫になっていないんですよね。
ハードカバーってかさばるし、重いし、好きじゃないです。
っていうか、本の質量が増えて来たのでそろそろ電子書籍に行くべきか悩んでいます。
あれって目が悪くならないかなー。