鼻血をとめるために

鼻の血管を焼いてきました。
もともとよく鼻血が出るのですが、こないだ休憩中に超鼻血が出て、休憩室を大パニックに陥らせたので意を決して行ってきましたよ。


レーザーだと思ってレーザー治療に付いてそれなりに調べていったので(値段とか、痛みとか)
受付で「レーザーじゃなくて電気です」と言われて、お金めっちゃかかるかも〜と不安になりました。

まあ、そんな前置きはいいんだよ!
とにかくめちゃくちゃ痛かったので、これは記録に残すしかない!とおもいました。
辛い。マジ今乱暴された後の乙女のような気持ち。



まず最初に、鼻水を止める薬と痛み止めを飲みます。ボルタレンとか、なんとか
ちょっとしたら、鼻の中に注射で麻酔を打ちます。(この時点で相当痛い)
注射器が暴発して顔面麻酔ぶっかけ状態になりました。誰得。

麻酔が効いて来たら椅子に座らされ、変な機械(図1)から出ているアースを握ります。

医者が普通の尖った奴(メスかどうか分かりませんが、メスと呼びます)と、鼻を開く奴をもって、
看護婦が変な機械から繋がってる尖った奴を持ちます。(図2)

(絵を描く事により分かりやすくしようと思ったのですが失敗した感が否めない)


ちなみに注射している時点で鼻血が出ているので、垂れ流し状態。


医者がメスを患部に当て、看護士が電気の奴をメスにあてることによって、こう、電気が、こう、通るじゃないですか。
それで血管を焼き潰していったのですが、クソ痛い!
鼻の中は直接焼かれているので、もちろん痛いのですが、(電気ドリルで削られているような振動と、火傷の鈍い痛み)体中に電気が通っているのでずっとビリビリしていました。
心臓と、アースを握っている右手が痛かった。
口に力を入れると鼻の穴が小さくなるので歯も食いしばれない。
変なうめき声が出ました。
マジで。
電気が通ると、人って痙攣するんですね。涙がぼろぼろこぼれました。


先生が「もう終わりです」と言ったときの開放感と
「あ、もうちょっとやりますね」と言ったときの絶望。
「もう治療とかどうでもいいんでやめて下さい!」と懇願しそうになりました。
私が敵国のスパイだったら祖国の秘密を漏らしていました。
それくらいヤバい。
アースを強く握りすぎていて、終わったあと指を左手で開きました。


手術が終わったあとは顔面血だらけで、涙を流しながら放心状態でした。


五時間くらい立った今となってはもう記憶があやふやになってます。


ちなみにこれだけ辛くてお値段たったの1000円!
なんかちょっと割に合わんわと思いましたが安くてよかったです。