QEDシリーズ

QEDシリーズとは、薬剤師の桑原崇(通称タタル)が歴史の謎を解きながらなんか巻き込まれた現実の事件も一緒に解決してしまう、歴史(と薬と酒)ミステリーシリーズです!多分ね!
作者は高田崇史氏。最近になってブログとか見たけどいい人っぽかった。


私がこのシリーズを読み始めた経緯は、
小学校の6年の時、体育館に一面新聞を敷いて習字大会みたいなのやったんですよ。
その中に、「QED 東照宮の怨」の広告が出てまして、
丁度そのころ修学旅行で日光に行った後とかで友人が反応したんですよ。
東照宮の謎に迫るだって〜うける〜」みたいなテンションだったと思うんですけどね。
興味もったんでその後で書店で買ったんです。

それで面白かったから、前の作品も図書館で借りて読んで、
その後式の密室が出たんでそれも買って、
一冊一冊が高いんで、その後は買わなくなってしまって今に至る。

いい話だと思ったんですけどそうでもないですね。文章にするのへただし。
あと、多分小・中学校時代の自分には歴史謎解きがきちんと理解出来てなかったと思うんですが、
今もやっぱり理解出来てないです。



QED 龍馬暗殺

タイトル通りタタルが龍馬の暗殺の謎に迫るんですが、これは結構いろんな人がやっている事なので……
あんまり納得のいく落ちではなかったです。解説でも「異論を唱えたい」とか言われちゃってるし。
でも、そのかわり事件の起きる村の謎のお祭りにからめて民族学的な話をしてて、それが面白かった!
参道が曲がっている神社は怨霊を祀ってあるということでしたが、確かに太宰府は直角に曲がっていたような気がするなーと思った。
駅の関係でそんな道になったのかとか思ってましたが、元からだったんですね。


QED 〜ventus〜鎌倉の闇

事件は直接起こらず。。。それがventusの意味でしょうか?
鎌倉はこないだ行ったばかりだったので面白かったです。
鎌倉時代の常識をひっくり返したような気がしますが、もともとの歴史をしっかり把握していなかったのでそんなに驚けなかったです。
怨霊の正体の話しが面白かった。タタルの「○○が話せる訳ないじゃないか」系にはいつも奈々と一緒に驚いています。
しかし、歴史の常識が分からないのは辛い。もっと勉強しよう。
奈々の妹、沙織と小松崎のフラグがたった気がする。
奈々とタタルは……?


QED 鬼の城伝説

タタルの説明もう飽きたわーもういいわーと思っていたら、今回の説明は沙織と地元の女の子二人が行いました。
しかも、最終章までタタルが出てこないと言う……
かなりやきもきしました。結局タタルの説明を欲している事に気づかされました。
岡山の話だったんですが、行ったことないし、知らないしで、あまり興味持てず。
でも鬼ノ城面白そうなので行きたくなりました。
事件の方も動機に含みを持たせて終わったのでモヤモヤ。
タタルの恋愛観みたいなのが少し出てて、これは!と思ったけど何も起きず。

あと、目次の暗号(と言う程?)すぐに分かって嬉しかったです。