戦闘妖精・雪風〈改〉 姉の結婚

戦闘妖精・雪風〈改〉 神林長平

字の文が読みにくかった!と思って読み終わった今ペラペラと見てみたけどそんなでもなかったです。
登場人物たちが話す、いわゆる「フェアリィ語」がちょっと読むのめんどくさかっただけかも。そう言う演出なんでしょうけど。
あと、専門用語が多くて、機械の操作や戦闘シーンがいまいち理解出来なかったです。最後の方はほとんど理解せずに字だけ追っていました。
始めはただの対宇宙人の戦争ものかと思っていたのですが、だんだんとずれていき、最終的には人間の存在意義を考えたり。
面白かったし続きも気になったので続編を買おうとしたら、結構な分厚さで断念してしまいました。
面白かったんだけど、あの文章をたくさん読むのは骨が折れそう。
面白かったんだけど。


姉の結婚 西炯子

待望の4巻。
なんかもう、女ってめんどくせーみんなめんどくせーもうやだー!ってなりました。
3巻まで楽しかったのになー。
主人公が岩谷ヨリって名前なんですけど、作中で長崎のお菓子「よりより」を食べていて、名前の由来に気付きました。
主人公の妹が「ルイコ」っていうんですけど、コイルの逆読みかしらとか。よりよりも、コイルもぐるぐるしているし。
主人公、40歳なんですけどこんなに綺麗な40いないやろ、と思ってイライラしてしまう。

同じ作者の「娚の一生」が、三巻で完結していたのですが、後日談の短編を集めた4巻が今年発売になってまして、
その主人公が結構年いってたと思うのですが、ふつーに妊娠出産していてなんだかなーとおもったり。


大人向け少女漫画の主人公ってめちゃくちゃ仕事出来て美人でなんか知らんけどもっと仕事出来る人と付き合って結婚するパターン多いですけど、
そこが主な購買層の憧れなんでしょうかね。


でも、西尾維新が太田編集長に「小説家になるなら漫画喫茶で一日中少女漫画読んでないとダメだよ」みたいなこと言われたって言ってたような気がするんで、
こんなひねくれた頭を捨てて楽しく少女漫画読めるようになりたい。



(男は肉体を、女は精神を求めるから)
男向けの漫画には、肉体を求める女の子が登場して
女向けの漫画には、精神を求める男の子が登場するんだよ。
みたいな話を聞いてなるほどと思ったり。