TUGUMI、インシテミル、QED

色々読んだんですけど、書く気力がなくてですね
でも書きたいこと色々あった気がするので、思い出しつつ。
インシテミルQED竹取伝説についてはまたちゃんと書きます。多分ね。


TUGUMI よしもとばなな
知ってる名前の本はとりあえず読んどこうと思い。
(ブックなんちゃらで100円で売ってた本をまとめ買いしたんす‥‥‥)

つぐみが本当に生き生きとしていて、キャラ立ってんなーと思いました。
すごい短いページ数なんですけど、海辺の町の雰囲気や、つぐみの性格が細部まで見事に想像出来ました。
その中でそれなりに小さな事件が起こり、大きな事件も起こり、主人公は日常に戻っていく。
結局何も起こっていないように見えるかもしれないけれど、主人公とつぐみの中には大きな変化がある。
純文学の王道だね!(純文学だよね?)

女の人の書く純文学ってこういうパターンが多いですよね。
日常に戻り、でも主人公の心の中には大きな変化が‥‥‥ってやつ。あらゆる物語でもそれはありますけど。
でもそれぞれの作家によって日常の描き方が違うので、印象は全然違うなー。

あと、なんかどこか冷めた、覚めた、遠い感じがします。
読者と作中の世界が。


インシテミル 米澤穂信
氷菓の作者でしょ?ラノベじゃん?となめ腐ってました。
クッソ面白かった。
土下座したい。
他の作品も読みます。


QED竹取伝説 高田崇史
クッソ面白かった。
式の密室までは読んでたんですが、10年ぶりにまた読んだ。
土下座したい。
以降の作品、全部新品で買います。