大唐風雲記

大唐風雲記 田村登正
第8回電撃小説大賞受賞作品

中国の何かアレでした。史実をもとにしつつ、幽霊とか魔法の絨毯とか出てきました。
読み辛かったです。
中国の歴史なんて封神演義しか知らないですし、
何より作者が大部と年上の方みたいで文章も新しくないです。

物語の出来は良いのですが、登場人物が実在の人物メインで、その人となりを全く知らないので誰が誰だかよく分からなくなりました。
あと完全に過去の中国が舞台なので、どのような文化なのかもあまりしっくり来てなかったです。ちゃんと作中で説明はあるんですけどね。


このような作品も分け隔てなく大賞になれるのは素晴らしいことじゃないのかと。