あるキング
あるキング 伊坂幸太郎
新書で出た際に気になっていて、最近文庫化されたので読む。
いまいちよく分からない話でした。
地元球団を愛する両親の元に産まれた、天才野球少年の生涯とシェイクスピアのマクベスの話。
正直野球のルールがいまいち分かっていないので、分からなさに拍車がかかったと思います。
いつもと違う伊坂幸太郎!みたいな煽り文句でしたが、いつもの伊坂幸太郎を知らないので比較のしようがなかった。
友人に薦められて空中ピエロと陽気なギャングが地球を回すを読んだ事があるのですが、
すっかり忘れて「伊坂幸太郎も読まないとなー」と思ってまた空中ピエロを買いそうになったりしてました。
最初の一文が印象的で助けられました。
陽気なギャング〜は面白かったと思う。キャラクターがコミカルだった記憶。
解説の人が外国文学に詳しいなーと思ったら柴田元幸さんでした。
私にとってはゴーリーの絵本の訳をしている方。
世間では東大教授?