ハーレムエンド

ハーレムエンド/駕籠真太郎
やっとこさ読む。


急にアニメの感想をTwitterで呟きだしてからの書き下ろし。
その上でアニメのよくあるパターンをおちょくった作品かと思ってました。

予想以上にあからさまなパロディが多かったです。
あと実在する人気声優が一字違いで出てきて、ひどい目にあっていました。
苦情など来なかったのか心配です。


出だしに幼なじみのお姉さん、同級生、家出したお嬢様、電波娘、腹違いの妹、と続々登場しありがちなハーレム。
からの一転直下。

それでもキャラ立ちで通すのかと思いきや、読み終えたと思ったところでどんでん返し。

ラクション、アナモルフォシスの冥獣と続き、漫画にできる叙述トリックに挑戦した作品でした。

駕籠氏の他の作品に比べ、キャラ立ちとストーリーに重きを置いていて、分かりやすく面白かったです。

エログロ作家なのであまり人には勧められないですが。



同じ日に買った地獄のアリス3巻も、バイオレンスな描写かまあまあ少なくストーリーが進んでいて、
なんか二者とも意外だなーと。


予想を裏切られることは大好きなので満足しました。


一緒ににちゃんで面白いって言われてた血潜り林檎と金魚鉢男も買おうかと迷ったのですが買わなくてよかったなー

二冊でお腹いっぱいです、